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[時事ニュースコーナー]

[雑記]

今期のアニメ、自分の一番のお気に入りは「正解するカド」なのですが(元々SF畑な人間なので)、AT-Xでしか見られないので本放送やAMAZONプライムの放送からほぼ一週間遅れなので語る場所がないのが辛いところ。
と云うわけでここで語ってしまいますが「正解するカド」は所謂「ファーストコンタクト」物で、かつ第3話で異次元人側は人類にとっての「大きな餌」といえる「無限のエネルギー」の提供を申し出ます。
「ファーストコンタクト」物で接触した異文化側が人類にとって「大きな餌」をまくのは「幼年期の終わり」を筆頭に定番といえば定番で、しかし最終的にその「大きな餌」が人類を破滅に導くまでがセットにっていたりします。
たとえば小松左京先生の超短編物にこんな話がありまして。
ある日、猿山の猿たちが奇妙な行動をとるのを飼育員が発見します。猿は「らっきょう」の皮をめくっているだけなのですが、このらっきょうが剥いても剥いてもなくならないシロモノ。で、今度は飼育員がやってみるが、やっぱり剥いても剥いてもなくならない。で、科学分析に回したところ、そのらっきょうの中に膨大なエネルギーが蓄えられていることが判明。これは解析しなければならない、このエネルギーを取り出さなければならないということで、大規模エネルギーを「らっきょう」にぶつける実験を決行。
・・・結果は察しがつくと思いますが、この実験の結果、莫大なエネルギーが放出されて人類滅亡。で、オチとしてこの「らっきょう」を送り込んだ異次元人が一言。
「毛の生えているヤツより、毛の生えていないヤツの方が頭がいいと思ったが、何故らっきょうの皮が食べられること(=無限の食料を得たこと)に気付かなかったんだろう」。
小松左京先生の最盛期の短編なので確か僅か文庫で3ページか4ページの超短編なのですが、極上のブラックジョークの効いたオチになっています。
というわけで、第3話の段階で「オラ、(人類滅亡フラグに)ワクワクしてきたぞw」という感じなのですが、さて如何なる結末を迎えることやら今後が楽しみです。