【#海外の反応】中国、米国の新型コロナ対応を馬鹿にするアニメを公開(海外の反応)

[海外の反応コーナー]

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[雑記] ゴールデンウイーク明けの当院の様子と今後の展望。

ゴールデンウイーク明けでうちの病院も平常業務再開。
ということでまた守秘義務に違反しない範囲で病院実情紹介。
まずは朗報。
各種衛生材料が欠乏していたため使用制限がかかっていましたが、まずはアルコール消毒とフェイスガードは無制限使用解禁。
N95マスクとサージカルマスクは制限の緩和。N95マスクは節約しつつも必要に応じて随時変更可。
サージカルマスクは原則一週間一枚から一日一枚まで緩和。自分が対応責任者だった新型インフルの時の経験からすると、これは中国が輸出解禁したためでしょうから、うちの病院に限らず全国的にも間もなくこの制限も消えるでしょう。
依然として足りなくて制限しているのは長袖のガウンですが、これは工夫すればなんとでもなる。
というわけで、物資不足は最悪期を脱したのは明らか。
そして我が県内の感染者もこの十日ほどで一人だけで、これも感染者の配偶者が最初の検査で陰性だったのが発熱したため再検査したところ陽性になったためで、新規患者は出ていない。
もっとも検査自体は連休中もやってるものの、市中の診療所からの感染疑い患者の紹介が減ってる分、平日より確実に少ない筈なのでその点は来週の前半くらいまで様子見が必要。
それ以外にも無症状感染者やら殆ど意識しない程度の軽症患者が県内の何処かにいるのはほぼ確実だと思いますが、大規模クラスターも発生させていないので、このまま順調に暑くなり湿度もあがれば、少なくとも秋までは一息つけるかと。
その間にひたすら衛生材料を備蓄ですね。自分が新型インフルの時に備蓄した分は今回の騒動で当然全部捌けてしまいましたから。・・・なお期限切れていたアルコール消毒は職員に配分。

で、問題は・・・秋、インフルエンザの時期になってからなんですよねぇ。
ただでさえ感染しやすい性質を持っているうえに、南半球、特にブラジルであそこまで派手に感染拡大している以上、絶対に秋になっても新型コロナは消滅しない。
というわけでたとえ日本国内の感染が終息しても、海外からの流入を完全には潰しきれない。
一応今のところの研究報告だと、どうやら感染初期、特に症状が出ていない状態で感染拡大させる傾向があるようだから(重症化しても感染力が上がる模様だけどこの場合、感染危険があるのは医療従事者がメイン)、海外からの流入者を一律で強制的に一定期間隔離するしか手がない。
だけど日本の場合、確実に「人権ガー!」と叫ぶ諸勢力のせいで隔離の強制化はほぼ不可能。
なお「韓国を見習えー!」といってる「諸勢力」の皆さんへ。
ある特定の宗派に属しているというだけの理由で名簿を事実上強制的に押収され、感染現場にいなかった人間も強制的に検査を受けさせられた上で隔離されたり、スマホの位置履歴を事実上強制的に開示させられたり、自宅待機を破ったら強制的に位置特定器具を装着させられたりする対策を支持する、というお考えで宜しいのですね?
台湾も宗教団体の件を除けば、ほぼ同様の対策をとっているので、その方が感染拡大防止に役立つのは明らかですが、日本政府がそれを実行しようとした場合、勿論賛成して下さるのでしょうね?
・・・絶対に賛成しないよな、アイツら。
状況がこの期に及んでもなお、感染拡大防止より政府批判&韓国マンセー(←何故かずっと優秀な台湾を無視)の方が優先って頭がおかしいを通り越して、それこそ「日本人の敵」でしかない。

閑話休題
ともあれこの状況下では国内感染が収まったとしても、どう考えても秋が怖い。
現実的な対策を考えるとしたら、今年に限ってでもインフルエンザの予防接種の国負担を増やして少しでもインフルエンザ患者の数そのものを減らすしかない。
更に秋までにオンライン診療を拡大させインフル患者への対応も可とし、キットでインフル陽性確定しなくてもインフル治療薬の投与を認めて、更に薬は薬局から直接患者の自宅に届ける仕組みを構築しないとマズイ。
この対策を取らないとインフルと新型コロナの患者が入り混じって町の診療所から中核病院まで地獄の院内感染爆発になりかねない。
ただ最初にも書いたけど、インフルと新型コロナの区別など現場の医師でもつくわけがない。
まして呼吸音の確認もできない、触診もできない、当然CTも撮れないオンラインで判断などできない。
・・・こうなると一番実現可能性があるのは、新型コロナの迅速判断キットを秋までに開発するしかない。
新型コロナ用ワクチンが半年で開発されるなんて夢物語よりは、こっちの可能性の方がずっと高いでしょうが・・・いずれにせよ、もう少し病院用の衛生材料の不足が収まった頃に皆さんにおかれましても秋以降のためのマスクと消毒薬の備蓄をオススメしておきます。