【#朝鮮日報】国の金をどう使ったのか…女性家族部「正義連資料」公開拒否

法律的根拠なしに国会の要請を異例の拒否

「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連、旧・挺対協)の会計不正疑惑が相次ぐ中、野党国会議員が正義連に関する資料の提出を女性家族部に求めているが、女性家族部はこの提出要求に一切応じずにいる。国会側は「法律的根拠のない異例の拒否ケース」と反発している。

 野党・未来統合党の郭尚道(クァク・サンド)議員は今月3日、女性家族部に▲過去10年間の旧日本軍慰安婦被害者の生活安定支援および記念事業審議委員会(審議委)の委員名簿と開催内訳▲正義連が提出した慰安婦被害者支援事業の定期報告書-の2種類の資料の提出を要求した。

 審議委は、2010年以降、国庫金数十億ウォン(約数億円)を正義連の各種施設建設と記念事業への支援に使うよう決めた組織だ。

 しかし、このような審議委で誰が活動していたのかに関する資料を求めたところ、女性家族部は4日、これを拒否した。理由は「公正な業務遂行に支障が出る恐れがある」というものだった。

 郭議員側が「現在でなく過去の委員名簿が、公正な業務遂行にどんな支障をきたすというのか」と尋ねたが、女性家族部側は答えなかったという。
 女性家族部は、正義連から受け取るべき事業定期報告書についても、提出要求を拒否した。女性家族部は国庫金から、昨年は6億1000万ウォン(約5600万円)、2020年には5億2000万ウォン(約4700万円)を正義連に委託し、正義連がこの金を「慰安婦被害者支援事業」に自分たちの裁量で使った上で報告書だけを提出することになっている。この委託の決定も審議委が下したものだ。このため前職・現職の審議委員の多くは正義連出身なのではないかとの疑惑が提起されている。

 資料提出の要求を拒否された郭議員側は4日「最近10年間の審議委員のうち正義連の理事だったメンバーが何人かいるが、確認してほしい」と要求したが、女性家族部側は5日午前「正義連関連の資料提出要求には一切応じられない」との意思を伝えてきたという。

 女性家族部は、正義連から受け取るべき事業定期報告書についても、提出要求を拒否した。女性家族部は国庫金から、昨年は6億1000万ウォン(約5600万円)、2020年には5億2000万ウォン(約4700万円)を正義連に委託し、正義連がこの金を「慰安婦被害者支援事業」に自分たちの裁量で使った上で報告書だけを提出することになっている。この委託の決定も審議委が下したものだ。このため前職・現職の審議委員の多くは正義連出身なのではないかとの疑惑が提起されている。

 資料提出の要求を拒否された郭議員側は4日「最近10年間の審議委員のうち正義連の理事だったメンバーが何人かいるが、確認してほしい」と要求したが、女性家族部側は5日午前「正義連関連の資料提出要求には一切応じられない」との意思を伝えてきたという。

 郭尚道議員室の関係者は「憲法第61条、国会法第128条、国政監査および調査に関する法律第10条、人事聴聞会法第12条などの法律に基づいて資料を要請したものであり、審議委員会運営細則に委員名簿と活動内訳を非公開にするという条項はない」として「拒否した理由が分からない」と述べた。

アン・ヨン記者